◆本指名をゲットするために、まずこのメンツを落とそう!(4)
(2021.6月アメブロ初掲載)
【元・予約でいっぱいの♡嬢】カウンセラーの朱実です。
【本指名をゲットするために、まずこのメンツを落とそう!】シリーズの完結編となります!
1回目では、
【お客様に優しく接するのは、当たり前です。
「お客様以外にも、優しく接するべき人がいます」
さて、誰でしょう?】
というシツモンを投げかけさせていただきました^^
そして、2回目は、
お店の内勤スタッフさんとの関係をよくしましょう、
というお話でした。
3回目は、
「内勤スタッフさん以外の、同じお店にいる人たちとも、よい関係をつくっていきましょう」
と言うお話でした。
とくに、ドライバーさんにザツな対応をしがちな女の子が多いので、
改めることが大切、とお伝えしました。
では、最後の1つは・・・

3)周囲の人すべて
ふたつ例をあげたあとに、最後に「まわりのひとすべて」とお伝えすると、
ほとんどの方がこんなふうにお感じになるかもしれません。

え?結局全員なの?
だったら、わざわざ分けて言わなくても
最初から
「周りの人みんなに優しくしましょう」
って言えばいいじゃない?

そうですね。
周りの人すべてに優しくできるようになれば、
お客様への対応も問題なくできます。
本指名はカンタンにとれるようになってきます。
しかし・・・いきなり
「あった人全員に優しくして!」って言って、できますか?
「多すぎてできない!」ってやる気なくしませんか?
しかし!
いきなり全員に優しくしましょうといっても、できないのが普通です。
「わたしはちゃんとできてる!」という方もいらっしゃると思いますが、
ほとんどの場合「できてません」
ご自身が「できている」と思っていても、相手からみたら「できていない」と感じることも多いです。

「できてます!」っておっしゃる女の子に話をきくと、
「やさしくしてます(ただしイケメンに限る)」とか、
「やさしくしてます(ただしイケメンが見ているときだけ)」
っていう子、多いですよ!
そんな状態なので、やみくもに全員に優しくしても、イマイチ手ごたえがないと、
優しくしてても何も変わらない、と、自分の努力が無駄だと感じてしまい、
やる気がなくなってしまいます。
やる気がなくなるのを防ぐために、
細かいステップを踏んで、一番身近な人に優しく丁寧に接することから始めて、
徐々に範囲を広げていくのです。
わたしが、
【スタッフさん・ドライバーさんに優しくしましょう】
というと、
【スタッフさんだけに優しくさえしてれば、それでいい】
【スタッフさん以外には、どんなザツな対応でもかまわない】
とはき違えてしまうことが、ままあります。
【ヨーグルトは体にいいよ!】と言われると、
それしか食べなくなってしまう人がいるように、
なぜか特定のことをオススメすると、
【それだけ症候群】を発症してしまうことが・・・
これが、いけません。
特定の人の前だけで、
礼儀正しくしていたところで、
他どうでもいいやと思っていたら、
ぜったいにボロがでます。
販売職では、ロールプレイ研修で、
店員同士で接客の練習をします。
スタッフさんに礼儀正しくするのは、コミュニケーションの練習のひとつです。
スタッフさんと円滑に、礼儀正しく明るく接する練習と合わせて、
全然仕事と関係ない、とくに普段仲良くしていないけれど接する機会のある人と、
コミュニケーションをとる練習を積み重ねていくんです。
いきなり「周りの人に優しくしましょう」「丁寧に接しましょう」と言ったところで、
急にできるようにならないのが、人間というものです。
小さいころから、「物を大事に」と言われたとたんに、
すべてのものを大切にできないのと同じように。
小さいところができるようになってから、
範囲を広げていく練習が必要です。
今はコ〇ナの関係もあり、なかなか人と親密に接することもありませんが、
その中でもできることはあるはずです。
買い物をしたらレジ係の方にお礼を言う、
エレベーターの中でも、自分が先に入ったらあとの人のために「開」ボタンを押すとか、
前を横切るときに「失礼します」とか。
まったく知り合いでない、初対面の人にも、
スムーズに声かけやお礼、お詫びをできるよう、普段から心がけておくんです。
知らない人だからって、何かあっても完全無視、ツーンとしていたら、
ぜったいに接客時に、そういう表情が出ます。
本指名が取れない・本指名が切れるのは、
【接客中にボロが出る】からです。
商売っ気を感じたときや、粗末に扱われていると感じたとき、
お客様は夢から現実に引き戻され、
むなしくなってあなたから離れます。
礼儀正しく、心配りができる。
これを、意識しなくても頑張らなくても、
自然に勝手にできる練習を、普段から積み重ねていきましょう。
これができれば、水商売を上がってからでも、
どんな仕事をしても重宝されるようになります。
正直、仕事自体がずば抜けてできなくても、
相手を不快にさせないならば、どこででも、問題なくやっていけます。
もちろん、接客業なら、
「人を不快にさせない」
「だれにでもわけへだてなく、礼儀正しい」
この要素があれば、見た目関係なく、人気になれます。
お客様に気に入られたいならば、まず嫌われない努力を。
相手に「いいひとだ」「自分のことを大切にしてくれているんだ」と思ってもらえるような行動を。