夜のお仕事をしているあなた、
毎日ハードなお仕事、おつかれさまです。
この仕事も、いずれはあなたも卒業していかれることでしょう。
この業界で働いていたことは水に流し、
きれいさっぱり忘れ、新しいスタートを切ることになります。
このハードな仕事を卒業するとしたら、これらの理由が挙げられます。
1)目標金額を達成した(負債額を返済、または資金を確保)
2)稼げなかった(転職もしくは、退職・・・つまり、風俗を辞めて他の職に就くか、仕事をしない選択をすること)
3)家庭の事情・都合
3)にもいろいろありますが、大きな理由として、コレが挙げられます。
風俗嬢本人の「恋愛または結婚」
です。

「この業界を辞める」は、「過去を捨て去り、新しいスタートを切る」ことと同じです。
風俗で知り合った人たち・・・お店や、お客さんとは、連絡を絶つことになるのがほとんど。
風俗嬢時代にどんなによくしてもらっても、新しいステージにまで持っていきたい関係・ずっと続けて知り合いでいたい関係ではありません。
いくらお世話になった業界でも、この仕事をしていたことって、通常知られたくないですからね。
しかし、ふつうなら「風俗で知り合ったことを知られたくない」はずの人と、
一緒に未来を歩むケースが、あります。
【元客と交際・または結婚】する場合です。
「お客さんと付き合う・結婚なんて信じられない」と感じる方も多いかもしれませんが、
想像以上に、卒業後、元客の男性と縁がつながるケースは存在します。
(スタッフさんと交際・結婚についてはこの限りではないですが、
ほかに悩みが生じますよね?このケースは、また別の機会にお話しします)
【元お客様】とお付き合いする場合には、
これを必ず、彼にお約束してもらってください。
——————
ケンカになったとき・不満を指摘するとき、
風俗嬢であったことを理由にしないこと
——————
たとえふたりともが納得づくめでお付き合いをはじめ、理解していたとしても、
元お客様は、ほとんど意識せずにこの言葉を使います。
たとえば、あなたと一緒に歩いていた彼が、露出の高い服の女性を見てニヤついているのを、
あなたがとがめたり、イヤな顔をしてしまった、としましょう。
すると、こんなふうに彼がいうかもしれません。

風俗嬢だったくせに、そんなことで怒るなよ。
むかしは自分だって、あんな風にオトコから見られてたじゃないか
「そんなことで怒るなよ」
だけなら何とも思わないかも・・・ですが、
彼女が元風俗嬢だと、なぜか彼は、すぐにこの【風俗嬢だったんだから】という言葉をくっつけてきます。

「そんなことで怒ったらダメ」の理由が
元風俗嬢だからだ、ってのは、
おかしいでしょ
【それを口に出したら、私はあなたと別れます】
くらい、かたく約束してもらってください。
感情的になったからこういっても仕方ないとは、思わないでくださいね。
感情的になったときに出る言葉は、
彼が日ごろから心で思っている言葉・気にしていることだからです。
これまで風俗嬢として頑張ってきたあなたの事を、全否定している言葉だからです。
(「医者のくせに!」とか「公務員のくせに!」とか、特定の職業をケンカの時に出さないですよね)
(水商売の時だけ、職業ををケンカの時、引き合いに出されることが実に多いのです)
悲しいけれど、それが彼の本性です。
本当にあなたが風〇嬢だったことを気にしていないなら、
思い出しもしないものですよ。
元嬢なら、いろいろな事態に遭遇していてキャパシティは広いものです。
元嬢であることを、イラついたときに指摘してくるのを許したら、
今後のあなたの人生は、せっかく卒業したのに我慢の連続です。
あなたの、女性としての尊厳、大切にしましょう。
生きていくための我慢をこれ以上、しないためにも約束をしましょう。
恋愛、結婚をするからには、
その人が以前何をしていたかより、
その人が、これからどう生きるかのほうが、大事なんです。
それをわからず、過去をけなされてしまうようなことがあれば、
わたしは【そんな人とは、いっそ別れておしまいなさい】とお伝えします。
[広告]


