夜のお仕事では、お客様に気分がよくなっていただくために、
わたしたちキャストは、当然ながら【お客様に好意があるような態度で】接客をします。
そうすると、一部のお客様はこんなふうに聞いてこられますね。
あなたも経験があるのではないでしょうか?

ねえねえ、
俺のことは、好き?
どう答えていいかわからない、ということで、時折ご相談を受ける内容です。
お客様には申し訳ないですが、女の子の気持ちとしては

男女間の好きは、ありえない
ですよね!
でも、仕事ですので、
って聞かれて
「そんなこと、あるわけがないでございますよ!何を言ってるの」
と正直には答えられません。
しかし、好きでもないお客様に、

「好き」と答えたらマズイ
というのは、かしこいあなたならお分かりかと思います。
どう答えたらよいかといいますと、
一つの例ではありますが、
「あら、『俺の事好きか?』なんて聞いてくださるのですか?ありがとうございます」
です!
ニコ!と明るく笑って、
・オウム返し
・質問
・お礼
この3つで、ケムにまきますよ~
お客様に
「そりゃ来ていただけたら稼げますので、あなたのことはお金持ってくる人間として好きですよ」
はNGで、
「好き」だけだと、こんどは勘違いされてしまうのでNGです。

ここで返事に困って、お客様に気をつかって「好き」と答えてしまい、
お客様が「好きならお店じゃないところで会って!」
とごり押ししてくることはよくあること。
うまくかわせないなら、口が裂けても「好き」といわないことです。
お客様からは「質問」をされていますが、
「質問」には「はっきりした答え」がなくてはいけない、とは決まっておりません。
答えにくいことは、
「あなたはこんなふうに言ってるんですね!そのことがわからなくて、わたしに質問しているんですね!
きかせてくれてありがとう!(聞いても私には、質問の答えはワカリマセン)」
で返します。
お客様があなたの言葉を聞いてどう思うかは、お客様次第。
答えにくい質問には「その質問に対する、質問」プラス「お礼」
これで切り抜けることができますよ^^
お客様のことを、「お金を頂かなくても外で会いたい!」と思えるくらい好きでなければ、
決して自分からは「好き」という最高級のエサをあたえないことです。
それでも食い下がってくるお客さまなら、
「好きになるかもしれないなぁ」と、
「今はまだ【好き】まで全然到達していない」ことを伝えておきましょう。

お客様に、あなたのことを好きになってもらうことは必要です。
でも、この仕事をしている以上、
「好き」は、恋人にしか言わないと心に決めましょう。